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キレた

マジメにキレたよ、今日わ。。

今日は装丁の色校が出て、編集の男の子がコッチの最寄り駅まで持ってきてくれた‥のはイイのだけど、顔合わすなり随分申し訳なさそうな顔するので何かと思えば、「発行部数が大幅に減りました」という事実。

ええええっ!!!ちょ、チョット待て!

このシゴト、実は前々から愚痴ってる「安いシゴト」で、制作費ナシのAll印税方式。現時点で既に底値以下だって言ってるのに、発行部数減て事はもう、、スズメも泣いちゃう価格ダヨ!作成イラスト数で割ると、「ああ、学生上がりの駆け出し自称イラストレーターならこんな価格でヤルかもねーー(笑)」って値段が其処に。ウチの‥このクオリティの高いシゴトに付く値段がコレ?キャラデザ‥したよねぇ?「安いクセに何?」思いながら修正も。

しかも、最後の最後!納品後にソレを言って来るかな?フツー。コレが一番信じられない、この出版社。もう「色校確認」なんて事はどーでもよくなっていて、倒れそうだわ、気分悪いわ、ワナワナ震えて来るわ。

打ち合わせの為喫茶店に入る、なんて事すらもうイヤだったけど、取り敢えず近くの店に入ってこの「怒り」と「悲しいの」とをどうしたらイイんだろう‥と必死に考えてみる。で、「取り敢えず降りるから」とデータ返却を願う。こんな価格で提供したくないし!ホント、そうしたいとしか思えなかった。この扱いも他社ではアリエナイ仕打ちだし、評価されてないんなら今後無理をして付き合う必要も無い。

その場で向こうの上司とデンワでその旨話したら、「持ち帰って検討させて欲しい」との事だったので、色校見る気にもならないまま帰宅。

でも言いたい事は言ったし、本が出ないって事はコッチも(はした金分)損害被るワケだけど、相手の方にも少しはダメージになるワケで、今回はそれで良いか‥と。ある意味スッキリしていたら、先方からデンワで「最初の発行部数分の価格は出させていただく」と。ただし、重版分の印税からの先行渡しというカタチで。

何だ、融通効くんじゃん。

て事なので、色校確認して、修正箇所直して、最終データ渡して、終わり。

でも気持ち良くシゴトさせて欲しかった‥イヤ、最初からギャラ合わない風味だったんだから断るのが正解だったのか。敢えて今後同じ事繰り返さない為、自分への戒めの為にもキロクしておこう。。
by suzukirumina | 2008-04-03 22:14 | 開発ニッキ