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バビュンと南紀の旅・2日目

明けて2日目。露天風呂の始まる5時前には全員起床で朝風呂へ。一番風呂!うわいっ!ちょうど少し靄の掛かった空から上がる日の出の時間と重なって、サイコーの始まりデス。何という贅沢なのっ!7時半の朝食まで時間があるので、朝からゆったりまったり過ごします。

朝食はバイキングで、和食系も洋食系もオッケェだったけれど、コーヒー飲みたかったので洋食チョイス。パンもスクランブルエッグもポテトサラダも美味しかった♪父が和食で梅干しと海苔が美味いというのでそっちも味見。

さて、準備は万端!8時チョイ過ぎにはチェックアウトして、旅の2日目スタートです。本日第1のイヴェントは、クルマで15分ほど移動した港から乗船出来る55分間の「紀の松島めぐり遊覧船コース」の予定です。

8:30、紀の松島めぐり観光船のりば着。

平日の朝イチ。他に客ナシで欠航寸前だった8:30出発の便を、臨機応変10分遅れくらいで出港させて貰えてヒジョーにラッキーこの上無し!!もしこの便が通常運行だったらギリギリで逃しで、次便は9:40だったので遊覧自体アキラメル所でした。3名だけの貸し切り乗船「クジラ号」!贅沢過ぎて笑えちゃいます(笑)。

船は大小連なるこーーーんな(↑)島の間を抜けて外海まで出ます。左から、洞窟の鶴島、筆島、兜島。

外海側にはこういった(→)崖が連なり、無数の洞窟が点在。中には温泉の湧いている洞窟もあるとか。

崖面にせり建つ歴史ありそうな温泉旅館の建物を眺めつつ、大小の岩礁の海を船は上手にくぐり抜けます。

立ち寄る予定にナカッタ太地くじら浜公園も、フェリーの着岸コースなので海側から見られました。今は使われていないという捕鯨船が陸上に。太地町は昔から捕鯨の要所の港らしいデス。因みに私はクジラの味は(たぶん)ニガテですw


大満足のクジラ号に別れを告げ、クルマは一路海沿いの国道24号線を南下。最南端の「潮岬」を目指します。折角の紀伊半島なんだから先端まで行ってみようよ、っていう父の考え好きデス(笑)。

海岸線は、もし湘南や伊豆にあったらしめ縄掛けられて奉られちゃうよ、って感じの岩や島がある風景が何度も当たり前のように続き、サスガにいい加減飽きて来た頃、これだけは異様な光景デシタ。

10:10、橋杭岩着。

遠くから見ると、まるで燃えかけのローソクが1列に並ぶかのように見えるココ。国指定の天然記念物「橋杭岩」というらしい。思わずクルマを止めたら、直ぐさまボランティアのオジサンが説明に来てくれるという親切設計‥つか、チョットびっくり(笑)。マァ、簡単にいうと、1400万年前の火成活動の際、マグマが上昇して一直線の壁状に冷え固まったモノが波にさらされてこのような橋脚を並べたようなカタチに残った‥のだと。

反対側もその先に見える紀伊大島に向けて一直線に続いています。何かスゴイデス。

こんな凄い景色ですが、ココの水場にはチッコイフグがいっぱいひそんでいて癒されマス。カワイーです。

10:45、潮岬灯台着(和歌山県串本町)。

「潮岬」って、天気予報とかでよく耳にする地名ダヨネ。台風通る時トカさ。その気象庁的に重要であろう潮岬の灯台は思ったより小さめ(20m)で、狭い螺旋階段と、ほぼ垂直なんじゃね?ってくらいのヒト1人がやっとくらいの階段とでようやく展望台まで辿り着けるような造りデシタ。

岩礁に打ち付ける白い波と、コバルトブルーがキレイ。

さて、これで目的地は全て攻略!国道24号線を来た時とは逆方向、西側に進路を取り、阪和道が始まる南紀田辺ICを目指します。


ていうか私、この旅の途中(1日目の豊田越えて伊勢湾岸道入った辺りから)ずーーっと地図片手にナビゲーターだったので、ミョーに道に詳しくなってます(笑)。伊勢湾岸道の広さと開放感と連続ベイブリッジは感動でしたが、帰りの大阪奈良通過ルートは、チョイ分岐複雑でドキドキ。天理から亀山までの25号線なんて何かコワイし。

けど、予定の1時間前の20:30頃には、無事ジモト大井松田まで帰って来れマシタ。この旅、運転しきってくれた父にはお疲れ様、と。どーにもフラフラしてる不安定気味な娘も旅行に誘ってくれて有り難う!と両親には言いたい。

たまにはこんな旅もイイよねw


by suzukirumina | 2010-07-06 23:00 | お出掛けレポ